縫製を依頼する時に知っておきたいミシンのこと①

奥深い縫製の世界。
その1つに、専用機器”ミシン”の存在があります。

sewing machine

どなたも一度は目にしたことがあるミシン。
実はその種類は数多く、それぞれのミシンによって出来ることや特性も異なります。

普段、縫製に携わらない方にnutteをお使いいただく時にも「どのミシンを持っている人に頼めばいいの?」と迷われるかと思います。
今日は、数多くある中から「家庭用ミシン」と「工業用直線縫いミシン」について紹介します。

家庭用ミシン

いわゆる、みなさんのご家庭で見たことがあるだろう「普通のミシン」です。
電気屋や手芸店で売っているのも、多くがこのタイプです。
手芸を趣味にしている方、お子さんのものを製作する時に使う場合など、一般的な家庭で使われます。
家庭用ミシンといっても数千円〜数万とピンキリで、それぞれの機種によって出来ることは異なります。

薄手〜中厚の布帛(伸び縮みしない綿)素材を縫うのに適しているミシンです。
1台で色々なことができるので、他にも

  • 様々な縫い目(ジグザグ縫いなどの模様縫い)
  • 簡単なボタンホールの制作
  • 刺繍(一部ミシンのみ)
  • なども家庭用ミシンで可能です。

    縫えない・苦手なものは、

  • 厚手のもの(帆布・デニム)
  • 伸縮性のあるニットやカットソー
  • 特殊加工している生地(ナイロンやラミネート等)
  • などがあります。

    職業用直線縫いミシン

    直線縫い専用のミシンです。

    家庭用ミシンと比較しての大きな違いは、そのパワー!

  • 縫い目が安定して綺麗に仕上がる
  • 厚手のものも縫える
  • スピードが速いこと(家庭用ミシンの約2倍)
  • 連続使用にも耐えられる
  • 作業台が大きいので大物も縫いやすい
  • などのメリットがあります。
    また、工業用の針やアタッチメントの多くを利用できます。

    例えば、

  • カーテンなどのファブリックインテリアを制作したい
  • 帆布やデニム等、厚手のものを綺麗に縫いたい
  • ジーンズの裾上げなどをしたい
  • 場合には、職業用直線縫いミシンが必要です。

    名前の通り、直線しか縫えません。
    ちなみに昔の足踏みミシンは、この職業用直線縫いミシンです。

    工業用直線縫いミシン

    こちらも直線縫い専用のミシンです。
    そのスピードは家庭用ミシンの5倍、工場やアトリエでのヘビーユースに耐えられるモーターを備えています。
    工場などで、同じ大量のものを、早く綺麗に生産する際に適したミシンです。

    反面、専用のテーブルが必要で重すぎるので移動ができない、
    専門のメンテナンスが必要、稼働音が大きいなど、なかなか個人での所有は
    難しいこともあるミシンです。

    工業用になると、直線縫いミシンだけでも、薄手用・厚手用など、細かい用途別に専用ミシンが数多くあります。
    (その数、1000以上と言われています。中にはとあるボタンホール専用で300万円以上するミシンもあるんだとか…!)

    [ 縫製を依頼する時に知っておきたいミシンのこと① ]成約のコツ, , , , , 2015/07/30 09:16